Nan (ナン)

  
 
 ここで紹介しているナンとはウイグル人の主食のパンのことです。
小麦粉を練った生地を発酵させてtunur(トヌル)と呼ばれるかまどで焼いています。
種類がとても豊富で、インドで見られるナンのような形や、
フランスパンのようなナンなど地域によっても様々な種類がありますが、
その多くは丸い形をしています。以下は代表的なナンの種類とその説明です。
 
 
ئوي نان オイ・ナン ئاق نان       アク・ナンگىردە        ギルデ
 
【オイ・ナン】 一般家庭で作られるナン。小麦粉をイーストで発酵させて焼き上げます。厚みがあり、もっちりしています。
  
【アク・ナン】 別名:バザールナン。ナワイと呼ばれるナン職人によって作られます。型押しで花紋が押され、ゴマや刻んだ玉ねぎがまぶされて焼き上げます。
 
【ギルデ】 中央がくぼんだベーグル風のナン。軽い塩味です。厚みがあり、中はもっちりしています。しかし翌日にはカチカチになります・・・。
 
 
توقاچ  トカッチزاغرا         ザグラ      ھەمەك نان ヘメック・ナン
 
【トカッチ】 直径10cmほどの最も小さいナン。牛乳や卵を使うのでサクサクしていて、硬くありません。ウルムチやトルファンでよく見かけます。
 
【ザクラ】 トウモロコシの粉を使用したナン。トヌル(窯)で長時間かけて焼かれるので、硬くパリパリしたナンです
 
【ヘメック・ナン】 別名:チョン・ナン(大きいナン)お祭りや結婚式などお祝いの時に作られます。全体的に硬く、味は軽い塩味です。
 
 
 
قاتلىما نان  カトリマ・ナン   ياغ نان ヤグ・ナンجۆۋەندە     ジュベンデ  
 
【カトリマ・ナン】 デニッシュのようなナン。見た目はヘメック・ナンとよく似ています。生地をとぐろのように巻いて層状になっており、柔らかくしっとりした食感です。
 
【ヤグ・ナン】 油ナン。見た目はアク・ナンと同じですが、かなりの量の油と卵を使用しており、やや黄色っぽい色をしています。
 
 
 
 
 
 
recipe
 
 
 ここでは家庭で作れるオイ・ナンを紹介します
 
  
材料(4人分)
【生地】 【調味料】
強力粉  50g 塩  2g
薄力粉  150g オリーブ油  少々
プレーンヨーグルト 150g前後 牛乳(ツヤ出し用) 少量
ドライイースト 3g いりごま 少々
 
 Point 
①薄力粉:強力粉=3:1が目安です。発酵後は約2倍の大きさになります
②塩は生地(薄力粉+強力粉)100gに対して1gが目安です 
 
 
 作り方 

①ボウルに薄力粉と強力粉を混ぜ合わせ、そこへドライイースト・塩・オリーブ油を 加え混ぜる
 
②プレーンヨーグルト2~3回にわけて加える。その都度しっかり混ぜてこねる。
 
③生地の目安は赤ちゃんのほっぺ。柔らかいが手にはつかない程度の生地にして一つにまとめて乾燥しないようラップ等でボウルに蓋をして温かい場所で発酵させる
 
 
生地とボウルの間に少量の強力粉を
敷いておくと生地がくっつくのを防いでくれます
 
④40分~60分後、生地が2倍程度に膨らんだら、4等分してまるめる
 
 
⑤型押しをしっかり押し付け、花紋を確認する
 
 
⑥表面に牛乳を塗り、いり胡麻をまぶして天板に並べる
 
 
牛乳に少量のオリーブ油を混ぜるとさらにツヤが出ます
いり胡麻と一緒に玉ねぎのみじん切りをまぶしてもおいしいです
 
⑦オーブンに入れ、180度で余熱する(2次発酵をさせ、膨らませる)
⑧余熱ができたら約10分焼いて完成!
 
 
 
焼き時間・温度はオーブンの機種により調整してください。 
 
 
 
 
 
  
 

 copyright ©2010-2013 SEYNA